コロナ助成金詐取か“従業員休業”と虚偽申請 宿泊施設「黒滝森物語村」副社長ら逮捕

新型コロナウイルスの影響で従業員が休業していたとうその申請を行い、国の雇用調整助成金約480万円をだまし取ったとして、奈良県で宿泊施設を運営する第三セクターの副社長ら2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、奈良県黒滝村で宿泊施設を運営する第三セクター「黒滝森物語村」の副社長・辰巳繁容疑者(68)と、社会保険労務士の福岡通年容疑者(61)です。 警察によりますと辰巳容疑者らは会社の従業員20人が休業していたといううその申請書を奈良労働局に提出し、今年5月から7月にかけて国の雇用調整助成金約480万円をだましとった疑いが持たれています。 「黒滝森物語村」は黒滝村が出資する第3セクターで、警察が他に関連する事案がないかも含めて捜査しています。