こども園で園児30人が下痢やおう吐 サポウイルスの集団感染か 和歌山・海南市

和歌山県は、海南市の認定こども園で、園児30人が嘔吐や下痢の症状を訴えたと発表しました。
サポウイルスによる集団感染とみられています。
和歌山県によりますと、11月29日から12月7日にかけて、海南市の「市立きらら子ども園」で、0歳~5歳の園児計30人が、嘔吐や下痢の症状を訴えました。
そのうち5人の便を検査したところ、5人全員からサポウイルスが検出されたため、県はサポウイルスによる集団感染とみています。
園児の症状はいずれも軽く、全員が快方に向かっているということです。
サポウイルスは嘔吐や便、飲食物などから感染し、ノロウイルスと似た症状が現れます。
和歌山県内でのサポウイルスによる集団感染は、5年ぶりです。