東京・豊島区の路上で、先月、キャバクラ店従業員の男性に暴行を加えてケガをさせた疑いで、従業員のまとめ役の男ら3人が逮捕された。
沢本健太容疑者(30)ら3人は、先月3日午後3時ごろ、豊島区西池袋の路上で、29歳の男性(当時)を、殴ったり、蹴ったりして、全治3週間のケガをさせた疑いがもたれている。逮捕容疑は傷害。
警視庁暴力団対策課によると、「全身入れ墨の男たちが暴行を加えている」と110番通報があり、警察官が駆け付けたところ、すでに沢本容疑者らは立ち去った後だった。その後の防犯カメラの映像解析などで、沢本容疑者らが特定された。
実際、容疑者のうち1人は、体に入れ墨をしていたとのこと。被害者の男性は、キャバクラ店の従業員。沢本容疑者は、赤羽周辺の店で、女性従業員やスカウトなどの「まとめ役」だった。両者は顔見知りだったという。
沢本容疑者らが、車で通りかかった際、たまたま、被害者を見かけ、犯行に及んだとみられている。調べに対して3人は容疑を認めていて、暴対課は、キャバクラ店の金をめぐるトラブルが原因とみて調べている。