同性婚を認めていないのは憲法違反として北海道の同性カップル3組が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審第3回口頭弁論が13日、札幌高裁(大竹優子裁判長)であり、原告の一人が初めて実名で意見陳述した。札幌市の会社員中谷衣里さん(31)で、弁論の後「名無しで報道に出ている自分に違和感があり、顔と名前を出して言葉を伝えたかった」と話した。
転職した今の職場で理解が得られたほか、実名公表に反対していた家族を説得できたことも後押ししたという。
中谷さんは意見陳述で、現状を「憲法違反の状態」と指摘した11月30日の東京地裁判決について「勇気をもらった」などと評価した。