虐待受けた園児「休みまでの日を数えて…」富山市の認定こども園に“特別監査” 20代女性保育士2人は“暴行”で書類送検

13日午前10時すぎ、富山市にある認定こども園に入っていく一団。 園児への虐待行為があった園に対し、重大な事故などが発生した場合に行う特別監査が入った。
問題が発覚したのは、富山市にある本郷町保育園。 2022年8月、20代の女性保育士2人が、1歳と2歳の園児4人に対し、虐待行為に及んでいたことが明らかになった。
ひとりの保育士が行ったとされる虐待行為は、 ・園児の右腕を引っ張り引きずる ・逆さ吊りにして体を引きずる ・物置に閉じ込める など。
さらに、もうひとりの保育士は、2歳の園児が座っている椅子を引き抜き、尻もちをつかせたという。
警察は先週、この保育士2人を暴行の疑いで書類送検している。
虐待の発覚から1週間以上がたった12月10日、初めて保護者説明会が開かれた。 出席した保護者: 何回(虐待の)報告を受けたんですか。 風間宣夫園長: はっきりとした回数は覚えておりませんけれども… 出席した保護者: 覚えられないくらい報告を受けていたということですか。 風間宣夫園長: 複数名(の職員)から報告を受けたというふうに記憶しております。
保護者からの追及に対し、園長は具体的な回答を避け、ひたすら謝罪を続けた。 出席した保護者: その後、対策も対応も何もしていなかった。軽く考えすぎなんです。 風間宣夫園長: その通りです。本当に申し訳ありません。 出席した保護者: あなたにとって子どもはほったらかしにして他の仕事をしなければならないほど軽いものですか。 風間宣夫園長: そう言われても仕方がない対応になってしまった至らなさ、心からお詫び申し上げます。
さらに、自分の子どもが虐待を受けたという保護者は、当時の子どもの様子をこう訴えた。 虐待を受けた園児の親: (子どもが本郷町保育園にいるときは)休みまでの日を数えていた。今日は行きたくない、ということも多かった。虐待していた保育士も許せないが、園長も同じくらい許せない。
2人の保育士は警察の調べに対し「暴行のつもりはなかった」と容疑を一部否認。 市は園長や保育士に聞き取りなどを行い、適切な保育がされていたかを調べ、虐待行為をめぐる実態解明を進める方針だ。
(「イット!」12月13日放送分より)