長崎県議の北村貴寿(たかとし)氏(49)=自民、大村市選挙区=がJR九州の列車内で酒に酔って懸垂をした動画が短文投稿サイト「ツイッター」で拡散した。北村氏は14日、県庁で記者会見し、「公人として不適切でマナーに反する行為。県民や関係者に心からおわびする」と謝罪した。
北村氏によると、10日夜、同県諫早市で開かれた高校の同窓会で飲酒し、午後10時ごろ、諫早駅からJR大村線の快速に乗車。大村駅方面へ走行中の車内で、つり革を保持するつり手棒をつかんで数回、懸垂した。記者会見で「生ビールなど3、4杯を飲んでいたと思う。なぜ懸垂したか、記憶が定かではない」と述べた。
また、北村氏が15年以上前、自身のブログに「飲酒運転をやっていた」という趣旨の文章を掲載していたとの情報もツイッター上で拡散。北村氏は過去に飲酒運転を複数回していたことを認め、「ちょっとぐらいならいいだろうとやってしまった。2002年に飲酒運転が厳罰化されてからは一切やっていない」と語った。
北村氏は大村市議を経て19年に県議に初当選し、1期目。現在、県議会総務委員長や自民党県連広報委員長を務めている。北村氏は禁酒する考えを示した上で「出処進退は関係者に相談した上で検討したい」としている。
JR九州の担当者は取材に「苦情などはなく、迷惑行為について把握していなかった」とした。【中山敦貴】