那覇署は13日、小学校低学年の児童をたたいたり、蹴るなどの暴行を加え、左手首などを骨折させたとして、継父で沖縄県那覇市内に住む会社員の40代男を傷害容疑で逮捕した。調べに対して、「手足を蹴ったり、たたいたりしたが両耳をつかんで投げたのは覚えていない」と一部、容疑を否認しているという。児童は全治2カ月の重傷を負った。
逮捕容疑は11月9日午後6時50分から午後8時の間に小学校低学年の児童の腕や顔を手でたたいたり、蹴ったりする暴行を加えたほか、両耳をつかんで投げるなどの暴行を加えた疑い。
署によると、児童は母親の実の子どもで、男は継父。男は「しつけの目的でやった」などと供述しているという。
11月上旬に学校側がけがをした児童を不審に思い、児童相談所に相談して発覚した。
児童は骨折のほかにも手足に打撲のけがも負っていた。署は男が日常的に児童に虐待をしていたとみて捜査を進めている。
県青少年・子ども家庭課によると、2021年度県内の児童相談所の児童虐待対応件数(速報値)は2509件で過去最多だった。20年度の1835件を更新した。
2509件のうち、最多は子どもの前で家族に暴力を振るう面前DVを含む「心理的虐待」で1940件(77%)。次いで「身体的虐待」が299件、「ネグレクト」が258件、「性的虐待」は12件だった。