新潟県内、20日も大雪で混乱続く 魚沼市にも災害救助法 柏崎で車300台滞留

記録的な大雪に見舞われた新潟県内では、20日も道路や鉄道、電力などのインフラに大きな影響が出た。国道8号や17号などでは引き続き断続的に車両の滞留が発生し、国土交通省北陸地方整備局(新潟市)は両国道を通行止めにして集中除雪を行うとともに、現地に職員(TEC-FORCE)を派遣し、滞留車両数の確認や運転手への支援物資配布などに追われている。
同局はこの日午前6時から、国道8号の坂井北交差点(見附市)から国道17号の牛ケ島交差点(長岡市)までの約33キロを通行止めにし、集中除雪を実施。滞留に巻き込まれた運転者の支援や滞留車両数の確認を行っている。
前日夕に通行止めとなった柏崎市内の国道8号では午前4時現在、約300台が滞留。同市は午前5時すぎ、滞留解消のため自衛隊に災害派遣を要請した。
高速道路では午前8時現在、北陸道の西山インターチェンジ(IC、柏崎市)~新潟中央ジャンクション(JC、新潟市)の上り線や、関越道の六日町IC(南魚沼市)~長岡JC(長岡市)の下り線などが通行止めになっている。
鉄道では、JR信越本線の長岡駅(長岡市)~直江津駅(上越市)、羽越本線の新津駅(新潟市)~村上駅(村上市)間で終日運転を見合わせるなどした。
送配電会社の東北電力ネットワーク新潟支社によると、柏崎市や長岡市など県内15市2町2村で午前10時現在、雪による倒木などにより送電ができなくなり、1万9200戸が停電しているという。
新潟県は20日、魚沼市にも災害救助法を適用した。適用は柏崎市、長岡市、小千谷市に続いて4市目。いずれも、大雪で道路に滞留した車両の運転手の身の安全を確保するのが目的。