患者の口にガムテープ 静岡の精神科病院で職員が暴行

静岡県南伊豆町の精神科病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」は28日、患者の口にガムテープを貼るなどの職員による不適切な行為が4件確認されたと発表した。看護師による患者への暴行が明らかになった「ふれあい沼津ホスピタル」と同じグループの病院。
病院によると、2021年9月から22年3月までの間、認知症や統合失調症の70~80代の女性入院患者4人に対して▽院内の食堂で騒いだため口にガムテープを貼り付けた▽食堂で患者の脚に職員が脚を乗せて押さえつけて尿取りパッドの交換をした▽「どいて、邪魔」と言って患者が座っている車椅子を蹴った▽頭を押さえつけて無理やりトイレに連れて行った――との行為をした。
21年9月に別の職員から「粗暴な対応の職員がいる」との内部通報があり、注視していたという。
病院は22年3月、この4件について、50代の看護補助の男性、60代の女性准看護師、50代と60代の女性介護福祉士2人の計4人を停職1カ月の処分とした。4人は処分終了後、院内の別の病棟で勤務しているが、辞職の意思を示しているという。【長沢英次】