埼玉3人殺害の容疑者、携帯電話は所持せず…自宅には血が付いた衣類

埼玉県飯能市美杉台の住宅敷地で住人の夫婦と、その長女が殺害された事件で、夫への殺人容疑で送検された斎藤淳容疑者(40)の自宅から、血が付着した衣類が押収されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。25日夜の逮捕時は着衣に血痕がなく、県警は斎藤容疑者が犯行後に着替えたとみて、押収した衣類の鑑定を進めている。
斎藤容疑者宅は、事件現場の住宅から直線距離で約60メートル離れている。同日午前、捜査員が目撃情報などを基に訪ねた際に応答がなく、県警は逮捕状が出た後の午後10時頃、玄関のチェーンを壊して突入した。斎藤容疑者は2階の一室にいて、家具などでドアが開かないようにしていたという。
斎藤容疑者は27日の送検後も供述を拒否し続けている。捜査関係者によると、携帯電話は所持しておらず、県警は詳しい犯行状況や動機の解明を慎重に進めている。
事件は25日午前7時過ぎに発生。米国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(69)と、妻の森田泉さん(68)、長女の森田・ソフィアナ・恵さん(32)が鈍器のようなもので頭や首を殴打されて殺害された。