30日午前0時10分ごろ、沖縄市越来の住宅街で「平屋が燃えている」と通行人から119番通報があった。沖縄市消防本部と沖縄署によると約100平方メートルの木造平屋建て1棟が全焼し、室内から身元不明の2人の遺体が発見された。消防車両8台24人が出動し、約2時間半後に鎮火した。
同署によると30日午後5時現在、この家の住人の80代男性と連絡が取れなくなっているという。見つかった2人の遺体は損傷が激しく、年齢性別不詳。署が身元の特定を急ぐとともに、消防と火元など火災の原因を詳しく調べている。
近くに住む60代の女性は就寝中、通行人からチャイムで起こされ避難した。「平屋付近は火の海で、炎が自宅まで届きそうな勢いだった。そのまま寝ていたらと思うとぞっとした」と振り返った。
70代の男性は「空は真っ赤で、火柱が建物2階の高さほどまで上がっていた」。平屋に住む男性とは道で会うとよくあいさつを交わしていたと話し、「平屋には男女2人が住んでいて、どちらも足が不自由だった。亡くなったのがもし2人なら、火の手から逃げ遅れてしまったのかもしれない」とおもんぱかった。