新たに2県で鳥インフル発生、1シーズンの過去最多を更新…殺処分は775万羽に

千葉県は3日、同県旭市の養鶏場で高病原性の疑いがある鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が発生したと発表した。福岡県古賀市の農場でも同日、ダチョウに似た大型の鳥エミューの感染が確認された。
農林水産省によると、今季の農場・施設での高病原性鳥インフル発生件数は23道県54件となり、1シーズンの事例数としては2020年度(20年11月~21年3月)の18県52件を上回って、過去最多を更新した。
千葉県によると、2日朝に養鶏場から採卵用の鶏が相次いで死んでいると連絡があり、簡易検査を行った13羽全てが陽性となった。また、福岡県によると、2日に農場からの通報を受けて簡易検査したところ、11羽中7羽の陽性が判明。いずれも遺伝子検査で3日に感染が確認された。
感染の確定を受け、千葉県は鶏約9600羽、福岡県はエミュー約430羽の殺処分を始めた。今季の全国での殺処分の対象は約775万羽に上っている。