コロナ対策の雇調金詐取容疑で社労士の女性ら逮捕 約3000万円の不正請求に関与か

新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金を詐取したとして、警視庁捜査2課は10日、詐欺の疑いで、東京都品川区の社会保険労務士、丸山文子容疑者(52)と埼玉県吉川市の中古車販売業、伊能英徳容疑者(48)を逮捕した。捜査2課によると、丸山容疑者はほかにも約10事業者計約3千万円分の不正請求にも関与しているとみて実態を調べている。
逮捕容疑は共謀して、令和3年3~7月、伊能容疑者の会社が従業員に休業手当を支払ったとする虚偽の申請を東京労働局に行い、現金計約400万円を詐取したとしている。伊能容疑者はほかにも同年9~10月、同様の手口で現金計約180万円をだまし取ったという。
捜査2課によると、2人は異業種の経営者が集まる交流会で知り合った。丸山容疑者側から申請代行を持ち掛けられ、不正に及んだとみられる。丸山容疑者はほかにも約100事業者分の申請をしていたが、不正の疑いがあり、支払われなかったという。