110番受理しても「応答なし」25%増、スマホの誤作動が多発か

「110番の日」の10日に合わせ、千葉県警は昨年1年間に受けた110番の状況を発表した。受理件数は前年比13・6%増の64万7659件となり、コロナ禍前の2018、19年の件数を上回った。コロナ禍による行動制限が緩和され、人出が回復したことや、スマートフォンの誤作動などによる「無応答」通報の増加が要因とみられる。
通信指令課によると、受理件数は1日平均1774件で、約49秒に1件のペースだった。事件や事故などの緊急を要する通報は、前年比10・7%増の42万9274件で、全体の7割近くを占めている。他方、「マイナンバーカードの作り方を教えてほしい」「交通切符を切られたのは納得がいかない」といった緊急性を要しない内容の110番も9万件近くあった。
いたずらや無言電話などの「無効通報」は、前年より3割ほど増加した。特に、相手の応答がない通報は前年比25%増の6万9732件に上っており、スマートフォンの誤作動が多発していると考えられるという。
県警は、緊急性のない内容の相談などについては、相談ダイヤル「#9110」を利用するよう呼びかけている。