博多駅前で殺害された女性の死因は失血死…頭や胸に十数か所の傷、強い殺意か

福岡市博多区のJR博多駅近くの路上で女性が殺害された事件で、福岡県警は17日、女性の身元を同県那珂川市の会社員川野美樹さん(38)と発表した。司法解剖の結果、川野さんの死因は失血で、頭や胸に刺し傷や切り傷が十数か所あり、県警は襲った男に強い殺意があったとみている。
県警によると、川野さんは上半身を中心に刺し傷や切り傷があり、手には身を守ろうとする際にできる防御 創 (そう)と呼ばれる傷があった。骨折も確認された。襲ったのは30~50歳代の男で、馬乗りになって暴行したり、刃物をバッグに入れて逃走したりする様子の目撃情報もあるという。
また、川野さんは県警に「男性につきまとわれている」などと相談していたが、事件後、この男性と連絡が取れなくなっており、県警は男性が何らかの事情を知っているとみている。
親族や近所の住民などによると、川野さんは両親、娘との4人暮らしだった。博多駅前の会社で働いていたが、那珂川市内でエステサロンを経営していたこともあったという。親族の女性(82)は「お正月に会った時には元気そうだった。かわいそうでたまらない」と声を詰まらせた。