東京湾にトド? 潮の流れで迷い込んだか SNSで話題に

東京湾内でトドとみられる海獣が目撃され、SNS(ネット交流サービス)などで話題になっている。茨城県沖や千葉県銚子市沖で見つかることはあるが、東京湾で目撃されるのは非常に珍しいといい、水族館の飼育スタッフは「何らかの理由で弱って群れについていけなくなり、南下する潮の流れに乗って迷い込んだ可能性がある」としている。
15日午後に目撃した東京都北区の男性会社員(54)によると、友人とボートで釣りをしている最中、羽田空港(東京都大田区)の滑走路周辺の海岸で見かけたという。体長が2メートル近くあり、観察しているうちに海へ潜ってしまったという。男性は「よく東京湾で釣りをするが海獣を見たのは初めて」と話した。
サンシャイン水族館(東京都豊島区)によると、海獣はトドの可能性が高い。似た生物でオットセイがいるが、毛の特徴や体の色などからトドとみられる。トドはアシカの仲間で、春夏はオホーツク海とベーリング海で過ごし、11~5月にかけて、エサとなる魚を求めて北海道あたりまで南下するという。【飯田憲】