狛江強盗殺人、防犯映像に複数人が乗る「不審なレンタカー」2台…関東の連続強盗でも

東京都狛江市の住宅で19日、住人の大塩衣与さん(90)が殺害された強盗殺人事件で、事件当日に不審なレンタカーが現場から東方向に走り去る様子が防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。今年に入り関東地方で連続発生している強盗事件でもレンタカーが使われていた。警視庁は今回の事件の容疑者も車で逃走した可能性が高いとみて、行方を追っている。
捜査関係者によると、事件当日の19日午後、大塩さん宅に隣接する建設会社に設置された防犯カメラに、不審なレンタカーが映り込んでいた。この車を含む2台のレンタカーが、近くの幹線道路や多摩川の堤防沿いを行き来する様子も確認されている。防犯カメラ映像などから複数人が分乗していたという。
関東地方の5県では今年に入り、手口の似た強盗や窃盗が7件発生している。狛江市の事件発覚のきっかけとなった千葉県大網白里市で12日に起きた強盗致傷事件でも、実行役がレンタカーを使っていたことが判明していた。
警視庁は、SNSで実行役を募るなどした同一グループが、各地で強盗などを繰り返したとみている。
大塩さんは19日午後5時過ぎ、自宅地下1階の廊下で倒れているのが見つかり、現場で死亡が確認された。両手首を結束バンドで縛られ、顔から血を流していた。司法解剖の結果、死亡推定時刻は同日正午頃で、死因は殴打されたことによる多発外傷とみられる。顔や体に殴られたような痕が複数あり、警視庁は激しい暴行を受けたとみている。