走行中のJR東海道線の車内で乗降ドアを勝手に施錠し遅延させたなどとして、神奈川県警は26日、いずれも偽計業務妨害容疑で、藤沢市の高校2年の男子生徒(17)を再逮捕、横須賀市の高校1年の男子生徒(16)を逮捕した。県警によると、2人は鉄道の撮影が趣味の「撮り鉄」仲間。ともに容疑を認めており、高校2年の男子生徒は「以前に電車の撮影中にJRの駅員に注意されて腹が立ったので、JRを困らせたかった」などと供述しているという。
逮捕容疑は2022年10月19日正午ごろ、JR戸塚駅と横浜駅の間を走行中の車内で、特殊な鍵を使って乗降ドア1カ所を施錠し、運転士の対応などで運行を遅延させ、業務を妨害したとしている。鍵の入手経路は分かっていない。
少年捜査課によると、高校2年の男子生徒は22年11月にJR横浜駅に停車中の電車の貫通扉を施錠したとする偽計業務妨害容疑で、今月16日に逮捕された。
22年6~11月に複数の路線で、同様にドアが施錠されたり、グリーン車の読書灯を全て点灯させたりする嫌がらせが約20件あり、JR東日本が県警に相談していた。県警が2人との関連を調べている。【園部仁史】