賃貸住宅の入居者が孤独死したように装い、保険会社から部屋の清掃費用などをだまし取ったとして、保険代理店の代表ら3人が逮捕されました。
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、大阪市北区で保険代理店と葬儀会社の代表を務める鈴木順也容疑者(49)と大阪市生野区にある住宅管理会社の代表高山泰和(56)容疑者ら合わせて3人です。
3人は共謀し、3年前、高山容疑者が管理する賃貸住宅に住む70代の男性が室内で死亡したと保険会社にうその申請をして、部屋の清掃費用などを補償する保険金100万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は、実際には路上で亡くなっていて、身寄りがない生活保護の受給者でした。
3人は、男性の死亡場所などを記載する死体検案書を偽造し、保険会社に提出していたということです。警察は3人の認否を明らかにしていません。
3人は、高山容疑者が管理する賃貸住宅で死亡したほかの17人についても同じように保険金を請求していて、その大半が生活保護の受給者だったということで、警察は、貧困ビジネスだった可能性があるとみています。