感染許すな 群馬・渋川で「豚コレラ」対処訓練 初動対応チェック

家畜伝染病「豚コレラ」の感染が隣県の埼玉、長野まで迫っていることを受けて、群馬県渋川市は26日、県内で豚コレラの感染が確認された場合の対処方法などを訓練した。同市のほかに、県や県内農協関係者らも出席し、豚コレラ対策訓練に臨んだ。【西銘研志郎、鈴木敦子】
訓練は2部構成で、まずは机上訓練を実施。豚コレラ感染が疑われる飼育豚が出た場合の市の初動対応などをチェックした。その後、豚コレラが発生した際に実際に行われる畜産関係車両への消毒の仕方を、実物のトラックや薬剤を噴射する機械を使って確認した。
高木勉市長は「市、県、生産農家が連携する大切さを参加者で共有できた。いざという時に速やかに対処できる態勢を取れるようにしていきたい」と語った。
また県は同日、埼玉県から県内への豚コレラウイルスの侵入を防ぐために藤岡市内に設置した消毒ポイントを、28日から変更すると発表した。27日までは「JAたのふじ南部カントリーエレベーター」(同市矢場)、28日からは「JAたのふじ美九里支店」(同市神田)となる。カントリーエレベーターが周辺の稲刈り開始に伴い混雑するため。また、24日の設置以降25日までに、県内3地点で計46台の車両の消毒を実施した。