大雪でJR東海道線(JR京都線、JR琵琶湖線)などで多数の列車が立ち往生し、乗客が車内や駅構内で長時間過ごす事態になったことについて、斉藤鉄夫国土交通相は27日の閣議後記者会見で、「利用者に多大な迷惑をおかけしたことは誠に遺憾」と述べた。
国土交通省近畿運輸局はJR西日本に対し、事案の検証と原因を究明し、講じた再発防止策を速やかに報告するよう指示している。斉藤氏は「報告を踏まえ、大雪時における同様の事態の再発防止に努めていく」と語った。
また、全国の地方運輸局を通じて鉄道事業者などに事案の共有と同様の事態の再発防止に向けた注意喚起を行ったことを明らかにした。