大津のシンボル・大トンボのオブジェ撤去 老朽化で 琵琶湖文化館

休館中の滋賀県立琵琶湖文化館(大津市)の屋根にある大トンボのオブジェが老朽化に伴い、26日夜から27日朝にかけて撤去された。同館が開館した1961年以来初めて大トンボが地上に降り立った。
大トンボは全翼約3メートルの真ちゅう製。かつては回転して目が光る仕組みだったという。
大津の街並みを見守るシンボルとして市民に親しまれてきたが、老朽化を理由に県は昨年8月、撤去を決定。先月末から足場を組んで屋根の改修工事を進めていた。26日深夜、作業員が土台を取り外し、クレーンにつるされた大トンボはゆっくりと地上に降ろされた。
大トンボは同館で2027年度の移転・新築まで保存され、その後の保存方法は今後検討する。県文化財保護課は「長年地域のシンボルとして文化館とともに頑張ってくれてありがとうと伝えたい」としている。【菅健吾】