列車と軽が踏切で衝突、車を巻き込んで150m進む…運転していた男性死亡

27日午前9時25分頃、宮城県大崎市古川渋井のJR陸羽東線の踏切で、下り普通列車(2両編成)が軽乗用車と衝突し、車を巻き込んだまま約150メートル進んで停止した。車は大破し、運転していた近くの無職畑博さん(78)が胸などを強く打って搬送先の病院で死亡が確認された。列車の乗客約20人と男性運転士(50)にけがはなかった。
古川署によると、踏切には警報機と遮断機があった。当時、周辺には雪が積もっていた。同署で事故原因を調べている。JR東日本によると、列車は小牛田発鳴子温泉行きで、乗客はバスに乗り換えた。陸羽東線は小牛田―鳴子温泉駅の上下線で約5時間運転を見合わせた。