「湯呑やしょうゆの容器なめまわし」迷惑行為動画の当事者が保護者とともに謝罪も…スシローは「引き続き厳正に対処」の方針変えず

回転寿司チェーン「スシロー」の店内で、迷惑行為を撮影した動画がSNSで拡散された問題で、迷惑行為の当事者と保護者が店側に謝罪をしていたことが分かりました。
店内で撮影された動画には、若い男性客が湯呑やしょうゆの容器をなめまわしたあとそのまま棚に戻したり、レーンを回る寿司に唾液を付けたりする様子が映されています。
スシローを運営する「あきんどスシロー」によりますと、迷惑行為を行った当事者とその保護者から連絡があり、面会した上で謝罪を受けたということです。
運営会社は31日午後、警察に被害届を出していて、「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処してまいります」と、謝罪は受けたものの被害届は取り下げない方針です。
「あきんどスシロー」によりますと、動画が撮影されたのは岐阜市内の店舗で、30日の開店前にすべての湯呑を洗浄し、しょうゆの容器を入れ替えたということです。
今後の対策としては、テーブル席と寿司が回るレーンの間へのアクリル板の設置を、全国の郊外型店舗を対象に早急に実施するとしています。