「私はもうパスだ」菅前首相 再び首相目指す可能性を否定

自民党の菅前首相は1日夜、インターネット番組に出演し、自身が再び首相を目指す可能性について「私はもうパスだ」と否定した。
1日夜のインターネット番組に出演した菅前首相は、自身が再び首相を目指す可能性について問われたのに対し「私はもうパスだ」と否定した。
菅氏は1月のFNN世論調査で「次の首相にふさわしい」として答えた人が4番目に多かった。
また、自身を中心とする政策勉強会の発足については「勉強会を作るとは言っていない」と否定した一方で、「派閥に属してない人は、情報や仲間が少なくなる」として「自分が経験した事を伝えたい」と述べた。
さらに岸田首相が首相就任後も派閥の会長を続けていることについては「歴代の総裁は、派閥の会合に出ている人はほとんどがいなかった」と指摘した上で、「総裁と首相は国民の先頭に立って汗をかいて進む人だ。派閥を出るべきとまでは言っていないが、派閥の会合に出るのはいかがと思う」と疑問を呈した。
また政府の防衛費増額に伴う増税の方針については「増税が短期間で出てきた。ちょっと荒っぽかった。丁寧に説明しながら進めるべきだ」と指摘した。