切りつけ事件、横浜と川口で相次ぐ…帰宅途中にすれ違いざま

1日夕方から夜にかけ、埼玉県川口市と横浜市で、帰宅途中の通行人が、すれ違いざまに何者かに刃物のようなもので脚を切りつけられる事件が相次いだ。警察は傷害事件として捜査している。
午後6時半頃、川口市末広の路上で、女性(61)が脚を切りつけられ、軽傷を負った。女性は被害に遭った際に痛みを感じたものの周囲が暗く、数分歩いた後に左太もも付近から出血しているのに気づいた。川口署の発表によると、容疑者は身長1メートル75ぐらいで黒色のジャンパーと黒色のズボンを身に着けていた。
午後8時頃には、横浜市保土ヶ谷区のJR保土ヶ谷駅近くの路上で、同市泉区の男性(28)が男に左の太ももを切られ、軽いけがをした。男性は、男とすれ違った際に痛みを感じ、確認すると、ズボンが切られて切り傷ができていた。保土ヶ谷署の発表では、男は身長1メートル75程度とみられる。