中学入試の解答用紙に記入欄がないミス、全員に10点加点…開始5分後に受験生指摘

横浜市教育委員会は3日、同市港南区の市立南高校付属中学校(遠藤広樹校長)で同日行われた入試の「適性検査2」の問題で、数理的な思考を問う問題1問について解答用紙に記入欄がないミスがあったと発表した。受験者全員に、関連の問題とあわせて10点を加点する。
市教委によると、試験は午前10時25分に始まり、同30分頃に受験生が間違いを指摘した。学校側は同10時50分、この問題に解答しないよう受験生に指示した。
同校の募集定員は160人で、この日は836人が試験に臨んでいた。