横浜の路上切りつけ、会社員の62歳男を逮捕…40キロ離れた川口の事件と関連捜査

横浜市保土ヶ谷区で1日夜、歩いて帰宅していた男性がすれ違いざまに切りつけられて負傷した事件で、神奈川県警は4日、同区の会社員の男(62)を傷害容疑で逮捕した。この事件の約1時間半前には、埼玉県川口市の路上でも、歩行者2人がすれ違いざまに切りつけられる事件が起きており、神奈川県警が関連を調べている。
発表によると、男は1日午後8時頃、横浜市保土ヶ谷区のJR保土ヶ谷駅近くの路上で、横浜市泉区の男性(28)の左太ももを刃物のようなもので切りつけ、全治1か月のけがをさせた疑い。駅周辺の防犯カメラの映像から関与が浮上した。調べに対し、「切りつけることもしていないのでわからない」と容疑を否認しているという。
埼玉県警川口署によると、川口市では1日午後6時20分頃、歩いていた女性(61)が左太ももを切りつけられた。その約5分後にも、約400メートル離れた路上を歩いていた男性(45)が同様の被害に遭った。
横浜市と川口市の事件現場は、直線距離で約40キロ離れている。