4月の大阪府知事選に、法学者の谷口真由美氏(47)が、大阪維新の会に対抗する団体の要請を受けて立候補を決めました。
谷口氏は大阪市出身で、大学で憲法などを教える傍らネット上の団体「全日本おばちゃん党」の代表代行として活動しました。現在はテレビ番組のコメンテーターなどを務めています。
谷口氏は、府と市が進めるカジノを含む「大阪IR」誘致に慎重な立場の団体「アップデートおおさか」からの要請を受け、立候補を決意。
8日に記者会見を予定しています。
知事選には維新の現職・吉村洋文氏(47)が2期目をめざして立候補の意向を明らかにしているほか、共産党の元参院議員・辰巳孝太郎氏(46)も無所属での立候補を表明していて、谷口氏の出馬の意向により選挙戦の構図がほぼ固まることになりました。