1月の山梨県知事選で、自民党の推薦を受けて再選した長崎知事の総合選対本部の解散式が4日、甲府市で開かれた。式中、対立候補を支援するなどした自民県議らへの県連の処分について、一部出席者が「甘い」「納得しがたい」などと県連会長の森屋宏参院議員に見解をただす一幕があった。
県連は知事選の対応を巡り党紀違反があったとして、1県議を離党勧告、2県議を党員資格停止3か月、2県議を戒告の処分としている。
式の終了間際、長崎氏に近い3県議が手を挙げて発言し、「他の組織を応援するなら、(党を)出ていくのが筋。処分をルール化すべきだ」などと述べた。森屋氏は「深く受け止める」と答えた一方、こうした発言が出たことについて「全て私の責任」と謝罪した。