「ルフィ」や「キム」、「ミツハシ」などと名乗り広域強盗事件を指示した疑いがある4人のうち今村磨人(きよと)(38)と藤田聖也(せいや)(38)の両容疑者が7日、フィリピンから強制送還され、警視庁に逮捕された。ルフィらが関連する事件は昨年以降、14都府県で起きた強盗や窃盗など、少なくとも20件に上るとみられる。各地の警察がこれまでに実行役の10~30代の30人以上を逮捕した。
警察庁によると、関連があるとみられるのは東京、茨城、群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、京都、大阪、滋賀、岡山、山口、広島、福岡の14都府県で発生した20の事件。警察当局が捜査している。先月19日に発生した東京都狛江市の強盗殺人事件以降は同一グループによるものとみられる犯行は起きていないという。
共通するのは、宅配業者を装うなどして複数人で住宅を襲撃し、住人などに暴行を加えて金品を奪う手荒な手口だ。実行役の多くはインターネット上の「闇バイト」に応募して集まったとされる。
フィリピンに残る渡辺優樹(38)と小島智信(45)の両容疑者も近く強制送還される見通しで、一連の強盗事件について本格的に捜査する。