路上に向けられた防犯カメラ。
映像画面の中央あたりで、2人の人物がもみ合っている。 この直後、1人が刃物のようなもので、相手を刺して逃走した。
警察は8日あさ、殺人未遂の疑いで、現場近くに住む杉本武尊容疑者(28)を逮捕した。
刺されたのは、50代の男性。2人の間に、何があったのか。
事件は7日夜、兵庫・西宮市の住宅街で起きた。
事件現場は駅から少し離れた、近くに大学がある閑静な場所。事件当時も、人通りは少なかったとみられる。
現場近くの防犯カメラが2人の姿を捉えたのは、午後9時半ごろのことだった。 後ずさりしながら逃げているのが、刺された50代の男性。
追いかけている黒い服の男が、杉本容疑者とみられる。
その右手には、すでに刃物とみられるものが握られていた。 この直後、尻もちをついた男性に容赦なく襲いかかる男。
男性もバッグのようなものを振り回して抵抗するが、構わず襲い続ける。
この後、近くに止まっていた車から1人の人物が降りてきて、駆け足で2人のもとへ。
仲裁をしに来たとみられ、被害男性から杉本容疑者を遠ざけようとしているように見える。
やがてこの人物は車に戻り、2人の近くに移動。
すると、黒い服の男は刃物を持った右手を2回突き上げ、そのまま来た方向に戻っていった。
被害男性はこの後、道に倒れこみながらも、自力で車の後部座席に乗り込み、そのまま画面から消えた。
一夜が明けた8日あさ、現場となった路上には、事件の生々しい痕跡が残されていた。
被害男性は重傷だが意識はあり、刺した相手について「見たことがない知らない男」と説明。
一方の杉本容疑者は、「刺したことに違いありません」と容疑を認めている。 警察は2人の関係など、事件に至った詳しい経緯を調べている。
(「イット!」2月8日放送)