奥多摩バラバラ殺人で被告に懲役20年求刑

東京都奥多摩町で平成15年、元飲食店員の古川(こがわ)信也さん=当時(26)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人などの罪に問われた住所不定、無職、紙谷惣(そう)被告(48)の裁判員裁判の論告求刑公判が10日、東京地裁(浅香竜太裁判長)で開かれ、検察側は懲役20年を求刑した。判決は3月7日に言い渡される。
弁護側は被害者に対する監禁と死体損壊・遺棄の罪は認める一方、殺人罪について否認した上で懲役5年が相当と主張。紙谷被告は最終意見陳述で「古川さんを監禁するという時点で、自分が警察に通報すべきだった」などと述べた。
起訴状によると、紙谷被告は仲間らと共謀し平成15年9月、山梨県丹波山村の駐車場で古川さんの首を絞めるなどして殺害。翌日までに遺体を切断し、同村や東京都奥多摩町などに遺棄したとしている。