マスク着用、3月から個人判断に 新指針、病院や混雑電車は推奨

政府は10日、新型コロナウイルス対策のマスク着用を、個人の判断に委ねる新たな指針をまとめた。医療機関や混雑した電車といった着用が推奨される場面を示す一方で、学校では着用を求めないことを基本とした。4月1日からとした学校を除き、3月13日から適用される。新型コロナの流行が始まって4年目に入り、5月8日には感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同等の5類に移行。日常生活に浸透してきた基本的な感染対策が大幅に緩和される。
岸田文雄首相は今月10日午後、関係閣僚と協議。専門家らによる政府の基本的対処方針分科会への諮問を経て、マスク着用ルールが盛り込まれた「基本的対処方針」が改定された。
新指針によると、学校教育活動では4月1日以降、基本的にマスク着用を求めない。新指針適用前の卒業式も「児童生徒らはマスクを着用せずに出席することを基本とする」とした。
3月13日以降、混雑した電車やバスに乗車する時などは、引き続き着用を推奨する。ただ全員の着席が可能な新幹線や高速バスでは外すことを認める。