トルコ南部で発生した大地震で、日本の国際緊急援助隊の医療チームが使う資機材約15トンを積んだ政府専用機が13日、現地に向け成田空港を出発した。早ければ14日にもトルコの空港に到着する見通し。
空輸するのは手術室や入院設備を備えた大型の医療用テントや人工呼吸器、X線装置など。がれきなどに長時間体が挟まれて起きる「クラッシュ症候群」を治療する血液浄化装置も積み込んだ。
政府専用機は13日朝、所属する北海道の航空自衛隊千歳基地を出発。中継地の成田空港で物資を載せ、午後3時10分ごろトルコに向け離陸した。
[時事通信社]