「大麻クッキー」譲渡…占い師の女ら逮捕『運気上げる集会』で配布か 体調不良で発覚

大麻取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、兵庫県芦屋市の占い師の68歳の女と、京都市伏見区の仲居業の49歳の女です。 警察によりますと、仲居業の池上ひろみ容疑者(49)は、大麻成分の入ったクッキーを譲り渡し、去年占い師の川村麻理子容疑者(68)は、8個(全量26.2g)を譲り受けた疑いです。 取り調べに対し、仲居業の女は「クッキーを送った記憶はありますが、大麻クッキーだった記憶はありません」と否認、占い師の女は容疑を認めているということです。▼「運気を上げる集会」に来た25人に・・・ 警察によりますと、事態が発覚したのは、去年末に占い師の女が行った「集会」。東京や福岡など、全国から25人が参加したという神戸市で行われた集会で、女がクッキーを配布したとみられます。 占いを受けに来ていた40代の女性が体調不良となり病院に搬送、体内から大麻成分が見つかったといいます。女性は「緑色のクッキーを食べた」と話していたということです。 通報を受けた警察は翌日、占い師の自宅を訪ね、大麻草が見つかったことから現行犯逮捕。さらに女の自宅からはクッキーが68枚見つかり、これまでの鑑定で8枚から大麻成分が検出されているということで、警察はさらに鑑定を進めています。