不明女児、1週間経過も手がかりなく…聞き込み範囲を拡大

山梨県道志村の「椿荘オートキャンプ場」で千葉県成田市の女子児童(7)が行方不明となって28日で1週間が経過した。山梨県警や消防、自衛隊などは延べ1200人以上を投入して捜索しているが、目撃情報に乏しく、手がかりは見つかっていない。
県警などは28日も午前6時から、計244人態勢で捜索を始めた。キャンプ場南東の急斜面や沢を中心に捜索。目撃情報を得るため、国道沿いの民家などにも聞き込みの範囲を広げている。
県警大月署などによると、児童は21日午前に家族や友人家族ら約30人でキャンプ場を訪れた。キャンプ場南側の裏山で友人らと遊んだ後、家族が広場に設営したテントに戻った。友人を探しにテントを出た午後3時40分頃、近くの道を1人で歩いているのを母親が確認して以降、行方が分からなくなった。
県警や自衛隊などはこれまで、裏山やキャンプ場付近の林道沿いを中心に捜索。沢に流されたことを想定し、水中も捜してきた。ヘリやドローンで上空からも捜索しているが、生い茂った木々で視界を阻まれるという。
2016年には北海道七飯町の山中で、行方不明になっていた小学2年の男児(当時7歳)が自衛隊の施設で無事発見された。このため、県警などはキャンプ場周辺の空き家や倉庫など100軒以上を捜索してきたが、児童は見つかっていない。
大月署幹部は「目撃情報がなく、(捜索の)範囲を絞り切れない」と語る。

27日午後1時55分頃、道志村の山中で20歳代の男性から「崖から落ちてけがをした」と110番があった。大月署によると、男性は美咲さんを捜すために1人で現場付近を訪れていたといい、県警などは美咲さんの捜索と併せて行方を捜している。