札幌市教育委員会は17日、同市白石区の市立東札幌小で、低学年の児童が給食の後片付けの際、配膳車と廊下の防火戸の間に右手中指の指先を挟み、切断する事故があったと発表した。児童は病院に搬送され治療を受けたといい、学校側は児童や家族に謝罪した。
市教委によると、児童は他の児童らと配膳車を動かしていて指を挟んだ。廊下の幅は約2.8メートル、配膳車は積んでいた食器などを含め計約60キロあり、進むうちに防火戸へ寄り過ぎたとみている。
市教委は家族の意向を理由に、被害児童の学年や性別などを明らかにしていない。