時計修理店、客のロレックスを質店に入れる…返還求められ「臨時休業中」と応じず

客から預かった腕時計を質店に入れて横領したとして、警視庁上野署は23日、住所職業不詳の男(43)を業務上横領容疑で逮捕したと発表した。逮捕は21日。
発表によると、男は2021年8月、当時東京都台東区内で経営していた時計修理店で客の男性から預かったロレックス製腕時計1本(時価90万円相当)を港区の質店に入れて横領した疑い。容疑を認めている。
男性が腕時計の返還を求めると、男は「臨時休業中」として応じなかったという。上野署は男が21年4月以降、約30回にわたり客から預かった腕時計(計約5000万円相当)を質入れし、横領したとみている。