千葉県警の2022年懲戒処分が全国最多 賭けトランプで24人が大きく影響

2022年1年間に懲戒処分を受けた千葉県警の警察官と警察職員は、全国最多の35人だったことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁の発表によりますと、全国では合わせて276人が懲戒処分となり、都道府県別では千葉県警の35人が最も多く、警視庁が31人、大阪府警が18人と続きました。
県警の懲戒処分の内訳は、免職が4人、停職が5人、減給が10人、戒告が16人だったということです。
県警では2022年、警察学校の若手警察官が寮で現金を賭けてトランプをした問題で、合わせて24人が減給や戒告などの処分を受けていて、処分の多さに響く形となりました。
また免職処分では、路上での大麻所持で書類送検された第一機動隊の男性巡査や、女性の家に侵入し、性的暴行を加えた疑いなどで合わせて6回逮捕された、捜査4課の警部だった岡田誠被告(45)など、2022年は不祥事が相次ぎました。
岡田被告については、現在も余罪の捜査が続けられています。