国会欠席で歳費の4割カット 立民、維新と改正案提出へ

立憲民主党は28日の党政治改革推進本部で、正当な理由がないのに国会に登院しない議員の歳費を4割カットする歳費法改正案の骨子を決めた。欠席に対し国会から懲罰を科せられれば、議員の給与に当たる歳費の一部を不支給とする。NHK党のガーシー参院議員に歳費が支払われている実態を踏まえ、法整備を目指す。近く日本維新の会と国会に共同提出する。
ガーシー氏は昨年夏の参院選で当選後、一度も登院していない。歳費は月額129万4千円が支給され、2月22日に「議場での陳謝」を科す懲罰が決まった後も支給を制限する仕組みはない。