北区赤羽の強盗致傷、19歳の男3人を再逮捕…事件現場でスマホで指示受ける

関東など各地で相次いだ強盗事件のうち、東京都北区で1月に起きた強盗致傷事件に関与したとして、警視庁は28日、いずれも住所不定無職の19歳の男3人(別の窃盗容疑などで逮捕)を強盗致傷容疑などで再逮捕した。警視庁は男らが1月12~14日にさいたま市西区と茨城県龍ヶ崎市、同県つくば市で相次いだ3件の強盗致傷事件にも関与したとみている。
発表によると、3人は1月7日未明~朝、北区赤羽北のマンション一室に押し入り、「金を出せ。1000万くらいあるだろう」などと住人の20歳代男性と知人女性を脅した上、男性の頭や顔をバールで殴って顔の骨を折るなど全治約1か月の重傷を負わせ、現金約100万円と衣類、乗用車1台を奪った疑い。
3人は昨年12月に渋谷区の貴金属店で起きた窃盗事件に関与したとして今年1月に逮捕され、うち1人は「闇バイトに応募した」と供述していた。指示役として「ルフィ」などの名前は浮上していないが、事件現場でスマートフォンを手に指示を受けていたことは確認されており、警視庁が背後関係を調べている。