和歌山市で16歳の少女に虐待をした末に死亡させた罪に問われている男の裁判で、検察は懲役8年を求刑しました。
無職の木下匠被告(41)は和歌山市内の自宅で、妻の前の夫との娘・鶴崎心桜さん(当時16歳)に、妻とともに暴力をふるうなどの虐待を繰り返した末、おととし6月、心桜さんが極度に衰弱しているのに放置し、死亡させたとする保護責任者遺棄致死の罪に問われています。
木下被告はこれまでの裁判で起訴内容を認めています。
9日の裁判で検察は、「虐待の発覚を恐れ、保身を優先し、助けられる命を犠牲にした責任は重い」として、懲役8年を求刑しました。
弁護側は、「妻から暴力を受け精神的に支配され判断能力が低下していた」と、懲役4年が妥当だと主張しました。
判決は15日に言い渡されます。