“もみあうさなかに事件”兄殺害の疑いで男を送検

兄を包丁で刺したとして7日未明に現行犯逮捕された横手市の41歳の男が8日、殺人の疑いで秋田地方検察庁に身柄を送られました。事件は死亡した兄が帰宅してまもなく、男と兄がもみ合うさなかに起きたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察の調べによりますと横手市追廻の無職月澤敦容疑者41歳は7日午前2時50分ごろ、自宅の1階で兄の聡さん44歳の腹を包丁で刺したとして現行犯逮捕されました。聡さんは死亡し、警察は8日、殺人の容疑で月澤容疑者の身柄を秋田地検に送りました。
月澤容疑者は両親と聡さん、それに弟との5人暮らしです。警察は8日、家族も立ち会う中で現場となった自宅内を調べました。これまでに血の付いた包丁が見つかっています。聡さんはみぞおちのあたりなどに刺し傷があったことがわかりました。
7日は未明に酒に酔って帰宅した聡さんの声で寝ていたほかの家族4人が目を覚まし、それから間もなく月澤容疑者と聡さんがもみ合いになり、そのさなかに事件が起きたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察が駆けつけた際抵抗などはせずに「兄さんが死ぬかもしれないと思いながら包丁で刺した」と話したという月澤容疑者。警察には過去に酒をめぐる家族間のトラブルの相談が寄せられたことがあったということです。警察は2人がもみ合いになったいきさつや当時の状況を調べています。