いわゆる「袴田事件」の裁判のやり直しの可否について13日、東京高裁が決定を出すのを前に、袴田巌さんの姉・ひで子さんが街頭で弟の無実を訴えた。
(袴田 巌さんの姉・ひで子さん)
「ともかく早く死刑囚という肩の荷を下ろしたいと思っている」
1966年、旧清水市で一家4人を殺害したとして袴田巌さんは死刑判決を受けた。2014年に静岡地裁が裁判のやり直しを認めたが、検察が不服を申し立て審理が続いていた。
(袴田 巌さんの姉・ひで子さん)
「57年間戦ってきたから一区切りつけてもらいたい」
東京高裁は13日 午後2時ごろ、当事者に裁判のやり直しの可否を伝える。