風俗店経由で明石市長に脅迫メール 22歳男を再逮捕「ニュースになれば」

兵庫県明石市の泉房穂市長に辞任を求める脅迫メールを送ったなどとして、兵庫県警捜査1課は13日、不正アクセス禁止法違反と職務強要の疑いで、横浜市青葉区青葉台の無職、蓬田(よもぎだ)治都容疑者(22)を再逮捕した。脅迫メールを送ったことを認めた上で「辞任を求める意図はなく、『ニュースになればいいな』と思った」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は昨年8月29日、大阪府内の風俗店のサーバーに店の関係者のIDとパスワードを使って不正にアクセスし、店への問い合わせメールを明石市役所に転送するよう設定を変更。その上で「泉房穂が辞任しなければ小中学生に爆弾をくくりつけて市長室に特攻させる」などと記した脅迫メールを店へ送ったとしている。
県警は先月20日、同じ内容のメールを同市宛に転送させたとして、職務強要容疑で蓬田容疑者を逮捕。神戸地検は13日、脅迫罪で起訴している。