岸田首相“小1の壁”は「喫緊の課題だと認識」 “学童保育”拡大図り「着実に受け皿拡大は進んでいる」

岸田首相は13日の参院予算委員会で、子どもが小学校に通い始めた時に、仕事と子育ての両立が難しくなる「小1の壁」について、「喫緊の課題だ」と述べた。
「小1の壁」とは、子どもが小学校に通い始めた際に起きる問題のこと。保育園の時よりも預けられる時間が短くなるため、共働きの家族だと、仕事と子育ての両立が難しくなる。
13日の参院予算委員会で岸田首相は「子育てと仕事の両立を図る上で、『小1の壁』を打破することは喫緊の課題だと認識している」と述べた。立憲民主党の森屋議員への答弁。
さらに岸田首相は「現在、放課後児童クラブの受け皿の拡大を図っていて、着実に受け皿整備は進んでいる」と強調した。
一方、森屋議員は、業種によっては不十分だと指摘したのに対し、岸田首相は「業種ごとの課題を踏まえながらのきめ細かい配慮も重要で、子育て支援のありようについて検討していきたい」と述べた。