劣悪な環境で200匹を超える犬を飼育したとして大阪のブリーダーが追送検されました。 動物愛護法違反の疑いで追送検されたのは大阪府寝屋川市のブリーダー・橋本千代子被告(57)です。警察によりますと、橋本被告は去年11月、寝屋川市内の繁殖施設で飼育する犬209匹を劣悪な環境下で飼育した疑いなどがもたれています。 橋本被告は調べに対して黙秘しているということです。 繁殖施設では、国の悪臭防止法が定めるアンモニア濃度の基準値の8倍~27倍となる数値が検出されていて、警察はこうした環境での飼育を犬への虐待と判断したということです。 橋本被告は、飼育していた犬10匹が病気やけがをしているにもかかわらず適切な保護をせず放置したとして、逮捕・起訴されています。