タクシーが横断歩道を暴走、1人死亡3人重軽傷…逮捕の運転手「逃げたつもりはない」

20日午後1時10分頃、大阪市生野区から東住吉区にかけての市道で、タクシーが歩行者やミニバイクなどを次々とはね、女性1人が死亡、男女3人が重軽傷を負った。大阪府警は、タクシーを運転していた男(74)(大阪府門真市)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の両容疑で現行犯逮捕した。
男は、「逃げたつもりはない」と供述しているといい、府警が詳しい状況を調べている。
死傷した4人のうち死亡したのは、生野区の職業不詳、原井恵子さん(67)。同府柏原市の無職女性(73)が意識不明の重体で、男性2人は軽傷を負った。
発表では、タクシーは横断歩道で、歩いて渡っていた原井さんら歩行者の女性2人と自転車の男性1人をはねた後、約800メートル先で信号待ちをしていたミニバイクの男性に追突。道路脇の植え込みに突っ込んで停止した。