菅前首相「出産費用を保険適用に」…一時金50万円ではなく実質無償化を求める

菅前首相は20日、少子化対策を巡り、「出産費用を保険適用とし、(それ以外の)個人負担分を(国が)支援する方が現実的ではないか」との考えを示した。出産の実質無償化を求めたものだ。訪問先の那覇市内で記者団の質問に答えた。
政府は4月から、現在42万円の「出産育児一時金」を50万円に引き上げると決めているが、菅氏は「地域や病院によって(出産費用は)大きな差が出ている」と指摘した。